スタッフ紹介

関根 弘一
代表取締役

 東芝で長らくイメージセンサ(リニアセンサ、エリアセンサ)の開発に従事し、放送用カメラに一般的に採用されていたFIT-CCD構成や、一部のデジカメに採用されていたハニカムCCD構成を初出願。

(国立科学博物館;技術の系統化調査報告 第18集、ビデオカメラ技術の系統化 2013 p.133,134,137;撮像デバイスの年表) 

http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/report1.html

 

 在職時には、顧客の要望を叶えるため、ひたすら!  ”画が出るイメージセンサ造り”に傾注。

 退職後、介護の現場見学の際、カメラ台数分だけ画面が分割されてモニターし辛い画像を見て、”画が出ないイメージセンサ、カメラ”を着想!

 

 また、大学の消化器内科の先生との会話により、便潜血検査が、初期段階の大腸がんでは高い見落とし率(表面を擦っても裏側にあったら分からない)があるため、大腸がんの死亡率が癌の中で2位(男性3位、女性1位)で、大腸がんの年間死亡者数が5.1万人(交通事故死亡者の14倍!)であることを伺って驚愕!し、”画にならないカメラ”を着想!

 

 これらの大いなる反省のもと、定年退職後は、より良い世の中にすべく、”画が出ないセンサ、カメラ、画にならないカメラ造り”に傾注。国内特許登録を契機に、これらを実現すべくシルバー起業(2015年度創業補助金を活用)。

 

 開発費を工面すべく、2015年度NEDOの研究開発型ベンチャー支援の起業家候補(スタートアップイノベーター)支援補助金に、創業8ヶ月で採択(倍率8倍で全国で10件のみ!)。 

http://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100089.html

 

 本補助金(¥3,500万円、100%)を活用し、”画が出ない、画にならないカメラ”を開発し、NEDO-SUI Dream Pitch(Demo Day)で発表(2017.3.16)。

 

 2017年2月に第一回”かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2017”で最優秀賞(神奈川県知事賞)を受賞したのが切っ掛けになり、テレビ神奈川3回、夕刊フジ3回、日経新聞4回紹介され、週刊ポスト、Yahooニュースに"ヤメ東芝たちの挑戦”で掲載され(定年退職したのに「ヤメ東芝」と言うのか疑問)、他に、日刊工業新聞、神奈川新聞2回、東京新聞、化学工業日報2回、読売新聞、etc.に掲載され、今までに50回メディアや官公庁のHPに掲載されている。また展示会にも毎回無料で出展させて頂き、イノベーションジャパンには2016年から6回出展(最近はオンライン)させて頂き、イノベーションリーダーズサミットにも、2016年から5回参加させて頂いている。

 

 NEDO-SUI補助金期間中(2016.4~2017.2)はNEDOインキュベーションセンター(@川崎)を活用し、2017年1月より藤沢商工会館3Fの湘南藤沢インキュベーションセンターで活動している。 

 

 NEDOインキュベーションセンターがある、ミューザ川崎セントラルタワーの(天を目指して舞い上がるような)尖がった形状に憧れ、HPのTopページに使わせて頂いている。尖がっている(と思い込んでいる)技術も、舞い廻るばかりで、なかなか舞い上がらない。特許化と啓蒙活動に重点シフト。