インフォメーション
補助金についても、流行のテーマ(既に古い)しか対象にならないのも問題ですが、更に補助金付与の仕組みを簡素化(入力フォーマットの共通化、Web審査、採択後の(ピンはね目的の)余計な教育は廃止)すると共に、AIを活用し、補助金の事務業務を請け負う(寄生)会社にピンハネされている分を、本来の補助金に(全額が)廻るような仕組みを考えないといけないと思います。米価高騰といい(PCだけで仕事する)中間ピンハネ業者が日本には多過ぎます。寄生会社のための補助金になっている?。
また政治家の「やってる感」演出の為の基金についても、本来テーマの消化率が悪く、管理費の消化率だけ良いとか本末転倒です(そもそも管理費が必要な基金が怪しい‥これもピンハネ寄生会社・団体・天下り先か?)。さまざまなピンハネ業者や政商の跋扈を抑え、本来の目的へのコスパを考えて、大学、研究施設での落ち着いた待遇での長期スパンの研究や、GDP向上に寄与する長期スパンのベンチャーが出て来ないと、何年失われることになるのやらと危惧しています。
以前、スタートアップ支援に向けたぶっちゃけトークイベントへの登壇を打診され(NEDO-SUI補助金に採択されたことも影響してか?)、上述した様な思いのたけ(補助金事務ワークをシンプル化し、ピンハネ(寄生)業者の関与を排除し、補助金全額をスタートアップ支援に廻せ)と”ぶっちゃけトーク”しようとしていましたが、タマタマ高校の同窓会とかち合い参加出来ませんでした。‥リベンジで別の機会を狙いますが、何時になるか分からないので、雑感としてHP(SNSコーナー?)で3ヶ月にわたり、意見開示させて頂きました。‥こんな(過激な)ことを書いていると登壇の打診も来なくなるでしょうが‥。
先月の続きです。そもそもイノベーションの祭典である、ILSやIJ(Innovation Japan)にEntryする際に、参加カテゴリー(ネット、IoT、アグリテック、バイオ、デバイス‥)が流行りの用語ばかりで、これを選択しないとマッチングが出来ないことが将来を暗示しています。コンセプト(or新たな分野)という選択肢が有っても良いと思うのですが。
日本の場合、現役世代ではセイフティネットがありませんので、ファンドに頼ります。ファンドも短期で結果を求めるため、安直な流行のテーマを選んでしまいます。現役世代のセイフティネット構築のための資金は、例えば、「ふるさと納税」のようなシステムは、総務省がデジタル庁を働かせ、マッチングサイトを立ち上げてからリリースし、国によるピンハネビジネスを生み出し、その収益を、セイフティネット構築に使うとか、科研費の増額 or 研究者の待遇改善に廻せば周回遅れから脱却できるのにと思います。ふるさと納税や、隙間バイト(30%も!ピンハネ)のCMを見るたびにストレスになります。ハローワークが隙間バイトを運営し、科研費に廻せばストレスは発生しません。「隙を見せると闇バイト」を連想する「隙間バイト」という漢字にも嫌悪感が有りますが。
更にセイフティネットが既にある我々シルバー世代のタンス預金(相続税対象になるだけ)を廻すファンド(投資先は若手の将来を見据えた、ジックリ取り組むベンチャー)も出てくれば良いですね。(このファンドで運用したら相続税が軽減とかのインセンティブを付けて)。将来技術への運用で頭を使うとボケ防止にも繋がり、健康年齢の向上に役立つかな。(年金生活者のシルバーベンチャーの独り言でした。‥何やらHPがSNSの様になってきました!)。
私見ですが、ベンチャーのテーマとして、すぐ結果が出るものとか、儲けに繋がるチマチマしたものが跋扈している印象があります。「早い者勝ちマッチング・ピンハネ・ビジネス」が(IT)ベンチャーの主流です(VCもリスクが少ないので資金が集まる)。テーマ名も流行りの用語(IoT、AI、DX、GX、カーボンニュートラル、ドローン、アシストスーツ、自動操縦、コネクテッド)を散りばめただけが多く辟易しています。流行りの言葉を散りばめると、先端的なことをやっている気分になり、メディアもチヤホヤし、補助金も付けやすいですが、流行りの言葉は既に何処でも(他国でも)やっている(将来的に陳腐な)事です。時流に逆行した(流行っていない)ワーク(最初のドローン、最初のAI)をもっと手掛ける人が居ないと‥。
「選択と集中」で研究費の配分が行われ、日本の技術開発が周回遅れになり全然改善されていません。(既に陳腐化した)流行の分野を選択していても遅いのと、選択する権限を持った人は昔の常識人で、独創的な分野を選択できる力量のある人が居るか甚だ疑問です。そもそも従来の領域におさまる研究をしていても革新的な発見は出来ず、学際的でリスクの高い研究にこそ支援が必要なのに‥。何処にネタが転がっているか分からないので基礎科学に広く研究費をばらまくしかないと思います。 低コストでのAI開発で有名な、DeepSeek創業者の「短期的な商業利益でなく、基礎研究を重視し、米国の追随でなくイノベーションに貢献する側に立ちたい」の言葉に感銘を受けました。
GAFAMにデジタル赤字を6兆円も垂れ流し有難がっている人や、ハーバード大の凍結された3100億円の補助金より科研費を少なく抑え込んで、絶望的な状況を生み出している我が国の関係者に聞かせたい。「経済安保」という言葉は有るが、「科学安保」を唱える真っ当な政治家はいないのか?。選挙目当ての2万円の給付金を配るのだったら、「科学者の処遇改善(無期雇用化含め)に使います。」を公約に掲げる真っ当な政党がないのも嘆かわしいですが。
Photonics Challenge 2025 の最終審査会(2/27午後)でのピッチコンテストに参加し、ピッチして来ました。残念ながら賞には絡みませんでした。(集合写真の前列の右端に居ます。)
光産業創成大学院大学が主催するコンテストですが、事務局より頂いた聴講者の感想は、
「目から鱗のアイデアで素晴らしい。アイデア満載の素晴らしいプレゼンで楽しませて頂いた。ダジャレの陰に隠れた技術とコンセプトの高さに驚愕した。この技術が有れば国内企業の底上げができる。画像処理の面でとても興味深い。考え方を工夫すればこんなこともできる。実現可能性が高いように感じた。カメラの種類がかなり多く提示され、それぞれの特長が詳細に捉えやすかった。プレゼンの途中のちょっとしたギャグが面白かった。プレゼンの大切さがわかった。」と好意的な反応がある一方、
「難しかった!が、凄い技術なのだろうと思った。シニア起業家にエネルギーを貰った。何を言っているか分からなかった。展開が早すぎて、専門外の方には分からないと思う。」
と、やはり6分に全てを盛り込んだので無理が有ったかと思います。(でも途中何回か笑いが出たように、ダジャレは伝わった)
Photonics Challenge 2025 news | ビジネスプランコンテスト | 社会連携・社会貢献 | 光産業創成大学院大学
Photonics Challenge 2025 の最終審査会(2/27午後)でのピッチコンテストがオンライン配信で観覧できるそうです。弊社はビジネス部門の7組中6番目に登壇予定です。
光産業創成大学院大学が主催するこのコンテストの、事務局より頂いた案内は下記です。
~オンライン観覧者募集のご案内~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2025年2月27日(木)開催】オンライン観覧者募集!
~光ならできるかもしれない~
ピッチコンテスト「Photonics Challenge2025 光で、挑む」最終審査会
日本で唯一『光』に特化したピッチコンテストで「未来のビジネス」をご覧ください!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
全国の革新者たちが集結!
光産業創成大学院大学が主催するこのコンテストは、光技術を応用した新事業創出に取り組む人材発掘と支援を目的としたピッチコンテストです。今回の最終審査会では、多彩な10組のファイナリストが、革新的な光技術を使った
[日 時] 2025年2月27日(木)13:00~17:30 [参加方法] Zoomウェビナー(参加費無料)[申込締切] 2025年2月24日(月・祝日)
▼「申込み」や「プログラム、登壇者」などの詳細情報はこちら▼
https://www.gpi.ac.jp/social/pc/2025news/past/