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2023-06-01 10:15:00
プレゼン内容(日本の農業の将来像2)

 プレゼン内容の農業用ロボットの特徴の続きです。

⑤農業用部材の設置で農作物の育成に適した閉空間が実現できます、またレールをパイプ状にすることで、レール内を水や温風、ガス(人が入らないので選択肢増える)の通り道としても活用し、農作物の育成に適した環境の最適化が図れ、ビックデータ活用し収率アップが期待されます。

 

⑥今の日本の農業は高齢化(68歳)・後継者不足(130万人、▲20%/5年)・休耕地の増大とかの問題を抱えています(@R3)。農業用ロボットのカメラによる個々の農作物の画像情報を見て、ベテラン農夫が遠隔操縦で農作業を行い、AIをティーチングします。農業用ロボットに学習した農作業を行わせて(結果を農夫が修正して)スキルアップし、完全自動化段階でAIを後継者認定すれば、後継者問題は一気に片付きます。

 (AI)農業用ロボットの目はベテラン農夫の目(5つ目の目?)に相当しますね。何とかこれが、蝙蝠の目(逆さまの視点)と関連性が有れば、収まりよいが。コロナ対策の「逆さまのメ」には無理があるし。

 また自宅から遠隔で(ゲーム感覚?)操縦し農作業を行い、生育状況をモニターして楽しみ、収穫物が宅配される観光農園化も出来ます。

 

⑦農業用ロボットを共同使用すれば、初期投資は支柱とレールだけで済みます(~100万円/1ha?)。

 

⑧日本は平地が少なく斜面や段差が多いですが、斜面と直交方向(同じ標高)に走らせ農作業を行い、重力を使って列移動させることで、斜面の有効活用が図れ、38%しかない食料自給率の改善も図れ、経済安保にも寄与します。南側斜面でしたら日照と、ソーラーフィルムによる発電効率向上(斜面の角度=緯度だと真上)の双方にメリットがあります。

 

⑨野菜(かがむ作業)、果樹(頭より上の棚の作業)は負担になっていましたが、作業ツールの高さを変化させ、上から作業させることで、ロボットには容易に作業(特に上部の作業)が出来ます。

 

⑩農作物の収穫に当たっては、列ごとに一時的に保管する棚(農薬、無農薬の区別が必要)を設けますが、この収穫物保管棚に沿って支柱と集荷レールを設置し、収穫物収集用の集荷用ロボットが集荷レールを走行し保管棚から集荷して行きます。集配所までレールを設置し、集荷用ロボットが集配所まで走行し配送してくれたら世話無しですね。

 

 前回の、農地の付加価値向上、生産性向上、燃料費高騰対策、中古ソーラーパネルの有効活用、異常気象対策、脱炭素、脱原発、農業省人化に加え、今回は、農業の生育環境の最適化、農業従事者の高齢化・後継者不足の対策、AIによる効率化、休耕地対策、投資削減、農耕地増大(斜面の有効活用)、(集配含めた)作業性改善、食料自給率改善、経済安保?と相変わらず盛り沢山です。 

 昨今の農業用ロボットの提案としてはドローン、GPS搭載の無人トラクター、アシストスーツetc.が有り、他の技術の流用が多いですが、高齢化によりアシストスーツを装着する人自体が減っていくのと、人口減でドローン操縦者も減っていくので、大胆にもコンセプトとして提案させて頂きました。技術の「地に足を付けない農業」の個所に、スマート農業のプレゼン資料を、幾つか解説付きで貼り付けました。

 

 「スマート農業技術の開発と普及」というピッタリの名前(未来共創という言葉も有った!)の募集が有ったので、2022年応募しましたが、Web面談まで進むも残念ながら不採択でした(泣)。やはり年度末に結果・成果が出ていないとダメのようです?(未来という言葉に惹かれスケールの大きなコンセプトを募集していると期待しましたが(将来装着する人が不足するアシストスーツ転用が例として挙がっていたので懸念はしていたのですが‥)、やはり年度内に成果報告会を行い、事務局の手柄にならないとダメなようです(事務局の為の応募?)。複数年度にまたがり、進捗報告会でも良いと思うのですが?、次回はもう少し長期のものにチャレンジしてみよっと!(有るかな?)。

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