インフォメーション
ILS2022のNEDO Dream Pitchでプレゼンした動画です。
5分間のプレゼン資料です。タイトルは”虫の目、無視の目、地に足を付けない農業により高齢化課題の解決を目指して”という判じ物のような題名です。
虫の目‥世界最小(最軽量1mgr)カメラと、無視の目‥世界最少(情報量;1バイト/フレーム)カメラの話をしています。
また農業就業従事者の高年齢化に伴う、農業後継者問題の解決策の提案もしています。
動き情報撮像装置の特許が特許登録(特許第7025073号)されました。技術のページで図面を用いて内容説明しています。
動き情報撮像装置とは動き輪郭情報から簡単な演算で、動きの方向や動きの速度を取得する方法に関する特許です。この簡単な演算とは差分信号、微分信号の論理積と論理和を取るだけなので、イメージセンサから直接動きベクトルの出力が可能になります。
従来この動きベクトルの取得は、イメージセンサから出力される膨大な情報量の画像情報を、リアルタイムで高速演算することが必要になり、膨大な電力が必要でした(カメラ開発会社社長談)。
今回の特許では上流側(イメージセンサ側)で、画素差分情報を基に動き情報を抽出し、この情報を基に論理和や論理積で動きベクトル情報を抽出しますので、イメージセンサ駆動+αの消費電力で、動きベクトル情報取得が可能となります。この動きベクトル出力イメージセンサは画が無いセンサとなり、”無視の目センサ”と呼ばれます。
ILS2022(Innovation Leaders Summit)は2/16~2/18(対面;@虎ノ門ヒルズ)、2/7~2/10(オンライン)で開催されますが、この中のNEDOドリームピッチ(全26件)のIoT/アプリ/ソフトウエア編にてプレゼン(2/8(火)14:05頃~ 5分間)しました。
タイトルは ”虫の目、無視の目、地に足を付けない農業により高齢化課題の解決を目指して” と判じ物の様な題名です。
ピッチの案内には”NEDOが厳選した次世代のテクノロジーを有するスタートアップ26社がピッチを行います。ディープテック26社登壇”と書かれていました。
・弊社が登壇したピッチのURLはこちらです。
https://app.ils.tokyo/summit/programs?c=pickup1&c2=25
下記のサイトで2/25より視聴できるようになりました。
新型コロナ対策の特許(吸引装置)が特許登録(特許第6993035号)されました。技術のページで図面を用いて内容説明しています。
新型コロナ蔓延による緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置下では、飲食店での長時間、多人数での会食等の禁止、アルコール自粛要請が出て、飲食業界(カラオケ業界も)に大きな負担を強いています。また会食者にはマスク会食等で不自由を強いられ、従前の”飲食で大いに騒ぎストレスを晴らす”ことが出来なくなっています。
またスポーツ観戦や演芸・コンサート会場でも、入場者数が制約され、しかも声を出す(メガホンも)応援が禁止され、スタジアムでも拍手だけの応援が要請されいます。これによりサポーターが大声を出して、一体化して応援することが出来なくなっています。
提案のコロナ対策は、歯科での飛沫を収集する吸引フードの様に、メガホンを逆さまにし口や鼻から飛散される飛沫を収集して、メガホンの口元に相当した箇所に装着した減圧ホースで飛沫を吸引するものです。具体的なイメージは、フェースシールドの形状をした吸引フードで、吸引フードの下側の部分を可動式にし、会話時や声援時には逆さまメガホン状ですが、会食時には下側の部分が跳ね上がり、口元の空間が広がって飲食が出来るようにします。
通常、飲食時は手元を見るため下を向き、会話時は正面を向きますので、顔の向きに連動し、吸引フードの下部が自動的に(重りを活用)可動する工夫を考えています。技術の個所で説明しています。
因みにクラスター発生医療機関1225件中、歯科は1件だけだったようです(厚労省局長の答弁)。歯科医は除菌を細目に行うから(かかりつけ歯科医談)と言われていますが、この吸引フードの寄与もあるのでは?と考えています。
尚、本知財は特許出願(2021.5.31)してから、特許査定(2021.11.30)を受けるまで丁度半年で完了し、権利化するまでの最短の特許となりました。登録日は2021.12.13で、出願から登録までの期間は196日。特許証は2022.1.4に発行(仕事始め!)。
特許第6931756号の分割出願(特願2018-230470の二次分割出願)が特許登録(特許第6985770号)されました。
地に足を付けない農業を目指したものです。下町ロケット2の様な農業用無人ロボットですが、農地に足(タイヤ)を接触することなく駆動します。
農地に立てた支柱上にレールを形成し、このレール上をロボットが移動し農作物を上方から操作(農作業)します。この支柱とレールを、農作物の育成に適した環境を構築するための農業に必要な構造物を保持する手段としても活用することを特徴にしています。
農業に必要な構造物とは、温湿度、雨水量を管理するためのビニールシートや、防虫、防鳥、防獣用のネットや、風害を防止するための防風壁や、必要な波長を取り込むための光学フィルムが該当します。
地球温暖化の進行と共に懸念される異常気象での農作物生育不良の対策に寄与出来れば、と考えています。中空のレールを、温調用の空気の供給や、干ばつ時の散水の通り道として活用することで、農作物の育成の改善に寄与出来たら!と期待しています。光学フィルムとして日照管理とソーラーパネル(フィルム状パネル)による発電の掛け持ちも出来たら、農地が再生エネルギー供給場所としても活用でき、CO2削減にも貢献する。
‥と夢がドンドン膨らみます。
尚、農業用ロボット概念のご紹介は、ILS2022のNEDOピッチでプレゼン予定です。