インフォメーション
選りすぐるセンサが登場したのに伴い、SEtechのビジョン実現のための対策手法を添付のように更新しました。弊社の開発アイテム+アイデアを網羅しております。大半が知財化だけのアイデアですが、零細ベンチャーなのでご容赦を!
プレゼンの際に使っていた「出来るビジネスマンが使う4つの視点」に、全てのアイテムを対応させました。今まで、農業用ロボットが対応していませんでしたが、レールからぶら下った作業ツールの底面にぶら下がって農作物を見ていますので、常に逆さまに見ているという「蝙蝠の目」に対応します。
また少しコジツケでありますが、AIというキーワードで全て括れます!。「鳥の目」、「虫の目」、「無視の目」、「魚の目」は画像を出しませんのでAnti Imagingですし、「蝙蝠の目」は発想を変える視点があり、発想を変えて(動体のみ)選りすぐるセンサが対応します。これはAction Imagingとなります。
農業用ロボットはAgriculture Instrumentsですし、「(従来の)蝙蝠の目」に相当する”逆さまメガホン”は、顔の向きにより飲食モードと会食モードが自動的に切り替わり、飛沫を隔離しますのでAuto Isolationとなります。即ち、弊社が手掛けていることが、全て(流行りの)AIで表現出来ることに気が付きました!。
従ってタイトルは”AIで高齢化問題の対策を”としました。流行りのAI(Artificial Intelligence)が何ら使われていない所がキーです。
今回の「(動体のみ)選りすぐる目」の特許登録に伴い、弊社のプレゼンを、「できるビジネスマンが使う4つの視点」に対応し、鳥の目(マクロの視点)、虫の目(ミクロの視点)、魚の目(トレンドの視点)、蝙蝠の目(発想を変える視点)の4つの目(カメラ)に紐付け、上記の様に作成しました(4つの視点は弊社との相性が良い!)。①~③は従来通りです。
説明の流れは、①鳥の目、①’鳥の目の欠点(鳥目)対策、②虫の目、②’無視の目;虫の目の欠点(低感度・低解像度)対策、②”無視の目、③魚の目、④蝙蝠の目の順になります。
①鳥の目は、動きが無ければ画が出ないSEセンサで、「マクロ(俯瞰的)に動きの観察」をします。
①’鳥目対策は、PDを上下方向の2層にし、差分を取ることでIRカットフィルター無しでも色再現性を良くし、夜間も見えるセンサ構造です。
②虫の目は、TSV(貫通電極)構造のガラスウエハの上に遮光レジストを塗布し、ピンホールを形成したウエハレベルピンホールカメラで、小さすぎて見えないレンズレスの世界最小カメラ(1mgr)を狙います。設置の自由度さを活かし、「現場に接し足元を見つめ直すミクロの目」になります。センサ上に穴を2つ空ければ複眼となり、これも虫の目の特長である「近づいて様々な角度から見る」になります。
②’虫の目の欠点対策は、動きベクトルセンサの画素差分を画素ブロック単位で行う事で、虫の目(ピンホールカメラ)の欠点である低感度・低解像度の対策を実現します。ブロック内の画素数分だけ高感度になります。動きベクトルは動体の方向と速度を、それぞれ輪郭の色と幅で表示します。動きベクトルセンサは高解像度は必要なく(ブロック単位の処理OK)、輪郭はありますが、”画がないカメラ”が実現できます。画がないので「無視の目」の範疇です。
②”別の無視の目は特徴点カメラ・センサのことです。動体の輪郭画像も見ていませんので、究極の”見てないカメラ”に相当します。特徴点のみでしたら解像度は不要ですので、②’虫の目の欠点対策(無視の目)の中に含めても構いませんが、動きベクトルと区別するため分けました。この無視の目を虫の目で作ると、世界最小&世界最少カメラ(1mgr/p、1Bite/Frame)になります。文字通り”虫の大きさで無視できる情報量の出力”となりますネ。
③魚の目は、リニアセンサを用いた便座カメラで、静止しているお尻は画にならないカメラです。動体である便のみから情報を撮り、例えば便の色の「トレンド(流れ)を観察」します。経時変化を観察し、兆候が現れたら処置し未病に繋げます。
④蝙蝠の目は、「逆の視点」以外に「発想を変える視点」の意味もあるようで、イメージセンサからは(全ての)画像が出るという発想を変えて、動画(動体)のみ選りすぐるイメージセンサが対応します。
蝙蝠の目を含め7つ(①、①’、②、②’、②”、③、④)の目;Seven Eyes technology を手掛けていますので、SEtechとなります。
②”の「別の無視の目」は権利化まで辿り着きませんでしたが、他の6つの目は特許登録しましたので Six Eyes technology となり、SEtechには変り有りません!。他に関連特許登録4件ありますが。
動体イメージセンサ(撮像装置)の特許が登録(特許第7449019号)されました。
商品陳列棚の発展形で、動体(ピックアップ商品、車、通行人)のみを出力するものです。文字通り動体のみを「選りすぐるセンサ」となります。
通常のイメージセンサでは常に撮像し画像処理をしていますが、エリアセンサを含めたイメージセンサで、簡単な処理をセンサ上ですることで、背景の静止画を消し、動き物体の画像のみを出す工夫です。これにより後段の信号処理の負担を大幅に軽減できます。
これはリニアセンサを用いた商品陳列棚だけでなく、一般的な撮影画像から動体のみをイメージセンサより直接出力(走査線毎に動体認識)することを狙います。これにより「イメージセンサからの膨大な画像情報を、リアルタイムでハンドリングして動体を抽出する」という今までの発想を覆します。発想を変えた視点なので「蝙蝠の目」となります。必要な画像情報(動体画像)のみを処理することで、撮像システム負荷を大幅に軽くし、店舗だけでなく様々なシチュエーションでの情報処理量を減らします。
通常の撮像システムでは、「イメージセンサからの撮像情報をAI処理して‥」という一般的な発想しかしません(これでAIを使って‥という言葉が蔓延る!)。例えば、AIカメラを沢山配置して、AI画像処理で何を取ったかを判断し、不審者はAIカメラで判断して、AI無人店舗を目指すというのが、よく聞くコンセプトです。AIの進歩や、膨大な画像処理の能力アップ(nVIDIA)を期待した(単にイノベーションを使った)当たり前の発想と、流行の用語(AI)の散りばめだけで、イノベーションと謳われているのが一般的な風潮で、辟易しています(単に学習させているだけで、学習発表会?)。
人や動物の動きは「action」と言うので、今回の「選りすぐるセンサ」は「Action Imaging」センサと表現することが出来て、弊社の開発している他のAI(Anti-Imaging)センサ同様、「選りすぐるセンサ」も、AIセンサと呼べますネ!。
これからもAI(Anti-Imaging)を提唱し、イノベーションを創ってを(恐れ多くも)目指しています。まだコンセプトだけなので、また補助金申請しシステム検証(POC)をするか?。POCが無くてもリスクチャレンジするという、気概のある企業は残念ながら、日本には皆無に等しいので!(泣)。
今回の特許の出願から特許登録までの期間は、弊社知財(12件)中で最短の179日でした(従来の最短は新型コロナ対策の吸引装置の196日)。世の中的にも短い方?。
商品陳列棚の特許の2件目が登録(特許第7401129号)されました。
リニアセンサを設置した商品陳列棚ですが、商品のピックアップ時のみ、かつ動体(商品、顧客の手)のみを、出力するものです。通常のリニアセンサカメラでは常に撮像し画像処理をしていますが、簡単な処理で動き物体の画像のみを出す工夫です。これにより後段の信号処理の負担を軽減できます。商品陳列棚毎にリニアセンサカメラを設置しますので、多数の商品陳列棚からの膨大な画像情報をハンドリングすることなく、必要な画像情報のみを処理することで、店全体のシステム負荷を大幅に軽くし、店舗の無人化を達成する情報量を減らします。(発展形も特許査定を受けました)
通常の無人店舗は、AIカメラを沢山配置して、AI画像処理で何を取ったかを判断し、不審者はAIカメラで判断して、AI無人店舗を目指すというのが、AIの進歩や、膨大な画像処理の能力アップを期待した(イノベーションを使った)当たり前の発想なのでしょうが、これもAnti-Imagingを提唱し、イノベーションを創ってを(恐れ多くも)目指しています。
今回の特許の出願から登録までの期間は13ヶ月でした。‥出願から登録までの期間が1年半以下ですと、公開特許公報は発行されません。(出願してもこの期間に拒絶が確定すると、特許出願番号も出ません)
2024.02.24
2016.9月のHP開設以来、7年5ヶ月でアクセス数が50万件を突破しました(5600件/月)。多くのアクセスを頂き感謝申し上げます。HPの開設以来、毎月(90ヶ月連続で)インフォメーションを更新しておりますが、更に充実したHPを目指していきます。