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2021-07-27 14:52:00
農業用ロボット装置が特許査定されました。

 特開2018-230470の(一次)分割出願(特願2020-076310)が特許登録(特許第6931756号)されました。

 地に足を付けない農業を目指したものです。下町ロケット2の様な農業用無人ロボットですが、農地に足(タイヤ)を接触することなく駆動します。このため、タイヤや人が入るスペースを考慮することなく植栽が可能です。

 構成は農地に立てた支柱上にパイプ状のレールを形成し、このレール上をロボットが移動し農作物を上方から操作(農作業)します。移動ユニット、作業ユニット、作業ツールの3つで農業用ロボットが構成されますが、作業ツールを交換することで様々な農作業が可能です。

 移動ユニットのタイヤはレール上を乾燥状態で回転し、従来の様に農地に接して(潜り込んで)回転しないので、摩擦ロスが少なく省エネ走行が可能となります。

 レールが中空になっており、中に散水用の水や、温調用の温風の通り道としても使うことが出来ます。