インフォメーション

2021-12-05 12:34:00
農業用ロボット装置2(分割出願)が特許登録されました。

 特許第6931756号の分割出願(特願2018-230470の二次分割出願)が特許登録(特許第6985770号)されました。

 地に足を付けない農業を目指したものです。下町ロケット2の様な農業用無人ロボットですが、農地に足(タイヤ)を接触することなく駆動します。

農地に立てた支柱上にレールを形成し、このレール上をロボットが移動し農作物を上方から操作(農作業)します。この支柱とレールを、農作物の育成に適した環境を構築するための農業に必要な構造物を保持する手段としても活用することを特徴にしています。

 農業に必要な構造物とは、温湿度、雨水量を管理するためのビニールシートや、防虫、防鳥、防獣用のネットや、風害を防止するための防風壁や、必要な波長を取り込むための光学フィルムが該当します。

 地球温暖化の進行と共に懸念される異常気象での農作物生育不良の対策に寄与出来れば、と考えています。中空のレールを、温調用の空気の供給や、干ばつ時の散水の通り道として活用することで、農作物の育成の改善に寄与出来たら!と期待しています。光学フィルムとして日照管理とソーラーパネル(フィルム状パネル)による発電の掛け持ちも出来たら、農地が再生エネルギー供給場所としても活用でき、CO2削減にも貢献する。

‥と夢がドンドン膨らみます。

 尚、農業用ロボット概念のご紹介は、ILS2022のNEDOピッチでプレゼン予定です。