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2024-03-01 10:00:00

 商品陳列棚の特許の2件目が登録(特許第7401129号)されました。

 リニアセンサを設置した商品陳列棚ですが、商品のピックアップ時のみ、かつ動体(商品、顧客の手)のみを、出力するものです。通常のリニアセンサカメラでは常に撮像し画像処理をしていますが、簡単な処理で動き物体の画像のみを出す工夫です。これにより後段の信号処理の負担を軽減できます。商品陳列棚毎にリニアセンサカメラを設置しますので、多数の商品陳列棚からの膨大な画像情報をハンドリングすることなく、必要な画像情報のみを処理することで、店全体のシステム負荷を大幅に軽くし、店舗の無人化を達成する情報量を減らします。(発展形も特許査定を受けました)

 通常の無人店舗は、AIカメラを沢山配置して、AI画像処理で何を取ったかを判断し、不審者はAIカメラで判断して、AI無人店舗を目指すというのが、AIの進歩や、膨大な画像処理の能力アップを期待した(イノベーションを使った)当たり前の発想なのでしょうが、これもAnti-Imagingを提唱し、イノベーションを創ってを(恐れ多くも)目指しています。

 今回の特許の出願から登録までの期間は13ヶ月でした。‥出願から登録までの期間が1年半以下ですと、公開特許公報は発行されません。(出願してもこの期間に拒絶が確定すると、特許出願番号も出ません)